三菱重工、グループのMHPSが水素を利用したGTCC発電プロジェクトで、84万kW級発電設備を受注

株式

2020/3/16 7:30

 三菱重工業<7011.T>グループの三菱日立パワーシステムズ(MHPS)は12日、米ユタ州のIPP(独立電力事業者)であるインターマウンテン電力(IPA)が計画する水素を利用したガスタービン・コンバインドサイクル(GTCC)発電プロジェクトで、84万kW級発電設備を受注したと発表した。

 同社が実用化した水素焚き大型ガスタービン技術による「M501JAC形」2基を中核とするGTCC発電設備を納入するもの。水素焚きJAC形の設備を受注するのは今回が初めて。25年に水素混焼率(体積比による混合比率)30%で運転を開始し、45年までに水素100%での運転を目指す。水素については、同社が参画するユタ州内の再生可能エネルギー由来電力によるエネルギー貯蔵事業からの活用が期待されているという。

 13日の終値は、前日比178円安の2648円。

提供:モーニングスター社

関連記事

マーケット情報

▲ページTOPへ