エコモット、物理的接触を伴わずに発熱の疑いのある人物を検知可能なシステムを開発

株式

2020/3/16 7:32

 エコモット<3987.T>は12日、新型コロナウイルス感染症の拡大防止に向け、ウエアラブル装着が可能な赤外線サーモカメラにより、物理的接触を伴わずに発熱の疑いのある人物を検知可能なシステムを開発したと発表した。

 開発したシステムは身体に装着したサーモカメラで通行中の人物を撮影し、ストリーミングしたサーモグラフィをクラウドストレージに保存、あるいはリアルタイムで確認することが可能という。また、撮影と同時に体表面温度を測定することで、発熱が疑われる人物が検知された際に、検疫担当者のリストバンド型デバイスに対して、バイブレーションによる目立たない形でのフィードバックを行うという。同システムを利用することで、周囲に配慮しながらの別室誘導など、感染抑止のための措置がとりやすくなることから、検疫担当者の感染リスクを軽減しながら、発熱が疑われる人物のオフィスビル・商業施設などへの侵入抑止に効果が見込まれるという。

 13日の終値は、前日比100円高の785円。

提供:モーニングスター社

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