(再送)23日の東京株式市場見通し=弱い動きが続きそう

国内市況

株式

2020/3/23 7:47

 予想レンジ:1万6000円-1万6600円(19日終値1万6552円83銭)

 23日の東京株式は、弱い動きが続きそうだ。前週19日が軟地合いだったことや、前週末20日の米国株式は大幅に反落した動きもあり、売りが先行するとみられる。世界的に新型コロナウイルスの流行拡大懸念が続くなか、軟調な展開となりそう。ただ、為替相場は、ドル・円が1ドル=111円台の前半(前週19日終値は109円15-17銭)と円安方向に振れている。ユーロ・円が1ユーロ=118円台の半ば(同118円40-44銭)と小動き。対ドルで心理的なフシ目の110円を超える円安となったことから、一部の輸出関連銘柄には、買い戻しの動きが出る場面も期待される。前週末20日のADR(米国預託証券)は円換算値で、富士フイルム<4901.T>、ファナック<6954.T>、ソフバンG<9984.T>などが、19日の東京終値に比べ高い。20日のシカゴ日経平均先物の円建て清算値は、19日の大阪取引所終値比480円高の1万7030円だった。(高橋克己)

23日の主な経済指標・スケジュール

【国内】

・10:00 2月白物家電出荷額

・13:00 2月食品スーパー売上高

・16:00 2月コンビニ売上高

【海外】(時間は日本時間)

・21:30 米2月シカゴ連銀全米活動指数

◎関連情報は投資の参考として情報提供のみを目的としたものであり、株式の売買は自己責任に基づき、ご自身で判断をお願いします。

提供:モーニングスター社

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