ヤマシタHHが急落、第3四半期は営業赤字

株式

2020/4/1 14:28

 ヤマシタヘルスケアホールディングス<9265.T>が急落。3月31日引け後の決算発表で、20年5月期第3四半期累計(19年6月-20年2月)の連結営業利益は大幅増益だったが、第3四半期(19年12月-20年2月)に限ると赤字だったことが嫌気された様子。株価は前日比286円安の1473円まで値を下げている。

 同社の20年5月期第3四半期累計は、売上高479億4600万円(前年同期比8.1%増)、営業利益4億5500万円(同2.1倍)。主力の「医療機器販売」は、MRI等の画像診断機器や、超音波診断装置等の医療機器備品の増加、新築建て替えに伴う医療ガス設備工事等の伸長や、医療IT備品の拡大などにより、営業利益を9億2100万円(同59.4%増)に伸ばして全体をけん引。大幅増益を達成した。ただ、第3四半期に限ると、新規事業参入に伴う販売促進費の増加や、先行投資による経費面の増加により、営業損益は7800万円の赤字(前年同期は5200万円の黒字)にとどまっている。

 午後2時27分現在の株価は234円安の1525円。

提供:モーニングスター社

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