米国株式市場:雇用情勢の悪化が重し、NYダウ・ナスダック大幅反落

株式

2020/4/6 7:46

 前週末3日の米国株式は、大幅反落した。NYダウが前日比360.91ドル安の2万1052.53ドル、ナスダック総合指数が同114.228ポイント安の7373.083ポイントで取引を終了。出来高概算は、ニューヨーク市場が14億3446万株、ナスダック市場が32億2761万株だった。

 米3月雇用統計で、季節調整済みの非農業分野の雇用者数が、前月比70万1000人減だった。市場予想平均の同10万人減よりも大幅に悪く、失業率も4.4%と市場予想平均の3.8%よりも悪かった。米景気の先行き不透明感が強まり、売りが優勢となった。NYダウ採用銘柄では、レイセオン・テクノロジーズ(旧ユナイテッド・テクノロジーズ)やユナイテッドヘルス、アメリカン・エキスプレスなどが、値下がり率の上位に入っている。

 シカゴ日経平均先物の円建て清算値は、前週末3日の大阪取引所終値比5円安の1万7675円だった。

提供:モーニングスター社

関連記事

マーケット情報

▲ページTOPへ