30日の東京株式市場見通し=反発後は上値を試す場面も

国内市況

株式

2020/4/30 7:47

 予想レンジ:2万円-2万500円(28日終値1万9771円19銭)

 30日の東京株式は反発後、上値を試す場面もありそう。現地29日の米国株高を受け、シカゴ日経平均先物の円建て清算値は、28日大阪取引所終値比590円高の2万400円だった。朝方から、株価指数先物を中心に買い戻す動きが先行し、同清算値にサヤ寄せする動きが強まるとみられる。取引時間中としては3月9日以来の2万円台回復で、投資家心理の好転が期待され、堅調な展開となりそうだ。ただ、為替相場は、ドル・円が1ドル=106円台の半ば(28日終値は107円07-08円)、ユーロ・円が1ユーロ=115円台の後半(同116円05-09銭)と円高方向に振れていることには、注意したい。29日のADR(米国預託証券)は円換算値で、コマツ<6301.T>、ファナック<6954.T>、TDK<6762.T>などを中心に、28日の東京終値に比べ全面高だった。(高橋克己)

 30日の主な経済指標・スケジュール

【国内】

・ 8:50 3月商業動態統計、3月鉱工業生産

・14:00 4月消費動向調査

・決算発表=JT<2914.T>、ZHD<4689.T>、CTC<4739.T>、コーセー<4922.T>、豊田織<6201.T>、日電産<6594.T>、デンソー<6902.T>、村田製<6981.T>、アイシン精<7259.T>、東エレク<8035.T>、JPX<8697.T>、京王<9008.T>、JR西日本<9021.T>、SGHD<9143.T>、東電力HD<9501.T>、JAL<9201.T>

【海外】(時間は日本時間)

・10:00 中国4月製造業PMI

・10:45 中国4月財新製造業PMI

・18:00 ユーロ圏1-3月期GDP

・20:00 メキシコ1-3月期GDP

・21:30 米3月個人所得・支出

・ECB定例理事会(ラガルド総裁会見)

・香港、韓国、ベトナム市場休場

・決算発表=アップル<AAPL>、ダウ<DOW>、イルミナ<ILMN>、ケロッグ<K>、マクドナルド<MCD>、レスメド<RMD>、アトラシアン<TEAM>、タペストリー<TPR>、ツイッター<TWTR>

◎関連情報は投資の参考として情報提供のみを目的としたものであり、株式の売買は自己責任に基づき、ご自身で判断をお願いします。

提供:モーニングスター社

関連記事

マーケット情報

▲ページTOPへ