7日の東京株式市場見通し=続落後も軟調な展開か

国内市況

株式

2020/5/7 7:47

 予想レンジ:1万9300円-1万9600円(1日終値1万9619円35銭)

 7日の東京株式は、続落後も軟調な展開か。前週末1日の弱い動きや、現地6日のNYダウが反落した動きなどから、売り先行となろう。為替相場は、ドル・円が1ドル=106円台の前半(1日終値は106円93-96銭)、ユーロ・円が1ユーロ=114円台の半ば(同117円25-29銭)と円高方向にあることも重しになるとみられる。ただ、売り一巡後は、日銀によるETF(上場投資信託)買いを見込み、下げ渋る動きをみせる場面もありそう。6日のADR(米国預託証券)は円換算値で、日産自<7201.T>、デンソー<6902.T>、三井住友<8316.T>などが、1日の東京終値に比べ安い。シカゴ日経平均先物の円建て清算値は、1日大阪取引所終値比270円安の1万9360円だった。(高橋克己)

 7日の主な経済指標・スケジュール

【国内】

・ 8:50 3月16日開催の日銀金融政策決定会合議事要旨、4月マネタリーベース

・11:00 4月都心オフィス空室率

・決算発表=任天堂<7974.T>、丸紅<8002.T>、ミスミG<9962.T>

【海外】(時間は日本時間)

・10:45 中国4月財新サービス業PMI

・21:30 米週間の新規失業保険申請件数

・中国4月貿易収支

・英国金融政策発表

・米3月消費者信用残高

・シンガポール、マレーシア、インドネシア市場休場

・決算発表=ボール<BLL>、ファイサーブ<FISV>、レイセオン・テクノロジーズ<RTX>

◎関連情報は投資の参考として情報提供のみを目的としたものであり、株式の売買は自己責任に基づき、ご自身で判断をお願いします。

提供:モーニングスター社

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