米国株式市場:景気悪化に歯止め期待、NYダウ反発、ナスダックは4日続伸

株式

2020/5/8 7:46

 7日の米国株式は、NYダウが前日比211.25ドル高の2万3875.89ドルと反発、ナスダック総合指数が同125.274ポイント高の8979.662ポイントと4日続伸して取引を終了。出来高概算は、ニューヨーク市場が9億5530万株、ナスダック市場が36億7683万株だった。

 全米の多くの州で、新型コロナウイルスの感染拡大で制限を受けていた外食店や小売店などの営業再開が進められ、景気の悪化に歯止めがかかるとの見方が台頭。NYは一時430ドル近い上昇をみせる場面もあった。週間の新規失業保険申請件数は、316万9000件と市場予想平均の300万件を上回ったが、前週の384万6000件からは減少し、反応は限られた。NYダウ採用銘柄では、ボーイング<BA>やウォルトディズニー<DIS>、アメリカン・エキスプレス<AXP>などが値上がり率の上位に入っている。

 シカゴ日経平均先物の円建て清算値は、7日の大阪取引所終値比75円高の1万9775円だった。

提供:モーニングスター社

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