12日の東京外国為替市場見通し=ドル・円、底堅い展開か

為替

2020/5/12 8:31

ドル・円予想レンジ:1ドル=107円00銭-108円00銭

 12日の東京外国為替市場で、ドル・円は底堅い展開とみる。前日の米国市場ではNYダウが下落したものの、米長期金利の上昇を背景にドル買い・円売りが継続した。東京時間もこの流れを継続するとみられる。ただ、108円台は4月中旬に押し返された水準でもある。足元では上昇ピッチがやや速いことから利益確定目的のドル売りも出やすく、上値も限定されそうだ。中国や韓国など、新型コロナウイルス感染症の収束の兆しがみられていた国で複数の感染者数が確認された点は投資家心理を冷やす材料になる。

<主な経済指標・イベント>

国内:4月外貨準備高、3月景気動向指数

アジア:中国4月CPI(消費者物価指数)、中国4月PPI(生産者物価指数)、インド3月鉱工業生産

北米:米4月CPI、ブラード米セントルイス連銀総裁、カシュカリ米ミネアポリス連銀総裁、ハーカー米フィラデルフィア連銀総裁、クオールズFRB(米連邦準備制度理事会)副議長が講演

欧州:ノルウェー1-3月期GDP(国内総生産)

その他:メキシコ3月鉱工業生産

◎関連情報は投資の参考として情報提供のみを目的としたものであり、為替取引に当たっては自己責任に基づき、ご自身で判断をお願いします。

提供:モーニングスター社

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