日新電機、AIを活用して下水処理場の放流水質を予測する技術を開発

株式

2020/5/15 15:46

 日新電機<6641.T>は14日、AI(人工知能)を活用して下水処理場の放流水質を予測する技術を開発したと発表した。

 開発した技術は、下水処理場内の監視制御装置に保存されている過去の計測データを基に、AIで2時間後のCOD(化学的酸素要求量)、TN(全窒素含有量)、TP(全りん含有量)の濃度を予測する。水質が悪化することを2時間前に予知できるため、回避対応に必要な時間を十分に確保することができるという。さらに、事前に放流水質の変化を察知し、維持管理者は異常発生前に運転変更などの対応を行うことができるため、労力も軽減でき、水質悪化を未然に防止することが可能としている。

 15日終値は、前日比32円高の1063円。

提供:モーニングスター社

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