日経平均は30円程度高、買い先行後は材料に乏しく戻り待ちの売りに上値は重いもよう=18日寄り付き
18日午前9時22分すぎの日経平均株価は、前週末比30円程度高い2万60円前後で推移する。寄り付き直後には、同93円22銭高の2万130円69銭を付けている。前週末15日に下げ渋る動きをみせていたことや、現地15日の米国株式が続伸したこともあり、買いが先行。その後は、手掛かり材料に乏しいことや、戻り待ちの売りに上値が重い動きとなっているようだ。シカゴ日経平均先物の円建て清算値は、前週末15日の大阪取引所終値比20円安の2万20円だった。
業種別では、出光興産<5019.T>、JXTG<5020.T>などの石油石炭製品株や、国際帝石<1605.T>、石油資源<1662.T>などの鉱業株が上昇。NTTドコモ<9437.T>、ソフバンG<9984.T>などの情報通信株や、アサヒ<2502.T>、JT<2914.T>などの食料品株も高い。オリエンタルランド(OLC)<4661.T>、リクルートHD<6098.T>などのサービス株や、武田薬<4502.T>、アステラス薬<4503.T>などの医薬品株も堅調。日水<1332.T>、マルハニチロ<1333.T>などの水産農林株や、三井物産<8031.T>、三菱商<8058.T>などの卸売株も上げている。
個別では、IRJHD<6035.T>、JACR<2124.T>、ノーリツ鋼<7744.T>、ショーエイ<9385.T>、アイエスビー<9702.T>などが上昇。半面、ゆうちょ銀行<7182.T>、理想科学<6413.T>、信和<3447.T>、エアーテック<6291.T>、スクリーン<7735.T>などが下落している。
東京外国為替市場は午前9時22分時点で、1ドル=107円台の前半(前週末15日終値は1ドル=107円09-10銭)、1ユーロ=116円前後(同115円82-86銭)で取引されている。
提供:モーニングスター社
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