ipsがストップ高カイ気配、21年3月期は営業利益57.7%増見通しで最高利益更新が続く

株式

2020/5/18 11:08

 アイ・ピー・エス(ips)<4390.T>が300円ストップ高の1570円カイ気配となっている。前週末15日引け後に20年3月期連結決算と21年3月期業績予想を発表、今期は大幅増益見通しで最高利益更新が続き、好感されている。

 21年3月期業績予想は、売上高が89億円(前期比36.8%増)、営業利益が17億円(同57.7%増)。主力の通信事業において、今期開通予定の国際通信回線の案件は、既設の回線を所有者から取得するもので、海底ケーブルの新設に比べて投資規模を抑えることができ、すでにCATV(ケーブルテレビ)事業者・通信事業者に対して同社が今回構築した設備の一部を提供することを見込めることなどから、好調に推移する見通し。さらにグループでは、これまで大手事業者しか有していないルソン島からミンダナオ島までの主要都市を結ぶ海底ケーブルの敷設を検討しており、その海洋調査費用として1億円を予算に含めている。

 20年3月期決算は、売上高が65億800万円(前期比12.6%増)、営業利益が10億7000万円(同13.2%増)だった。

提供:モーニングスター社

関連記事

マーケット情報

▲ページTOPへ