19日の東京外国為替市場見通し=ドル・円、底堅い展開か

為替

2020/5/19 8:33

ドル・円予想レンジ:1ドル=107円00銭-108円00銭

 19日の東京外国為替市場で、ドル・円は底堅い展開とみる。米製薬会社による新型コロナウイルスのワクチン開発に進展がみられたことで前日の米国株が大きく上昇したため、リスクオンのドル買い・円売りが優勢となりそう。ただ、今晩の米国ではパウエルFRB(米連邦準備制度理事会)議長の議会証言を控えており、ドル・円の上値は限定的か。パウエル議長はトランプ米大統領が求めるマイナス金利導入に否定的だが、FRBが18日に公表した証言テキストでは「あらゆる手段を講じる」としており、今晩の議会証言は緩和に前向きな姿勢を改めて強調するとみられる。

<主な経済指標・イベント>

国内:3月鉱工業生産、3月設備稼働率

北米:米4月住宅着工件数、パウエルFRB(米連邦準備制度理事会)議長、ムニューシン米財務長官が議会証言

欧州:英4月雇用統計、独5月ZEW景況感指数、ユーロ圏5月ZEW景況感指数、EU(欧州連合)財務相理事会

その他:ロシア1-3月期GDP(国内総生産)、トルコ市場が休場

◎関連情報は投資の参考として情報提供のみを目的としたものであり、為替取引に当たっては自己責任に基づき、ご自身で判断をお願いします。

提供:モーニングスター社

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