明日の日本株の読み筋=もみ合い商状か、イベント控えで様子見に

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2023/6/12 16:30

 あす13日の東京株式市場で、主要株価指数はもみ合い商状か。今週はFOMC(米連邦公開市場委員会、13-14日開催)を皮切りに、15日にECB(欧州中央銀行)理事会、15-16日に日銀金融政策決定会合が開かれる「中銀ウイーク」。13日に米5月CPI(消費者物価指数)、15日には中国5月の工業生産、小売売上高など重要経済指標の発表も控える。先高観を背景にした海外投資家の継続買い期待は根強いものの、イベントを控え、様子見気分に傾きやすいとみられる。

 12日の日経平均株価は続伸し、3万2434円(前週末比168円高)引けとなった。前週末の米国株高を受け、前場に一時250円超上昇したが、後場は高値警戒感から、先物主導で上げ幅を急速に縮小する場面もあった。その後は持ち直したが、バブル経済崩壊後の最高値(6日終値3万2506円)近辺では、利益確定売りも出やすいとみられ、目先はそれを吸収できるかが注目される。

提供:ウエルスアドバイザー社

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