<米国株情報>エヌビディアは時間外で急伸、第3四半期の売上高見通しが市場予想上回る

株式

2023/8/24 10:06

 グラフィック・プロセッサ(GPU)大手エヌビディア<NVDA>が23日の夜間取引で、日中終値比6.58%高の502.15ドルと急伸した。一時は10%近く上昇する場面があった。同日引け後に発表した24年1月期第2四半期(23年5-7月)の決算が好感された。

 売上高は前年同期比2.0倍の135億700万ドル、純利益は同9.4倍の61億8800万ドル、一時的項目を除いた調整後の希薄化後1株当たり利益(EPS)は同5.3倍の2.7ドルとなり、売上高、同EPSともに市場予想を上回った。

 データセンター事業部門において、生成型AIチップ(GPU)の需要が急増。同部門の売上高は前年同期比2.7倍の103億2300万ドルと急成長した。主力だったゲーム機器用グラフィックスカード部門の売上は同11%増の31億500万ドルとなった。

 同時に、第3四半期(23年8-10月)の業績予想を発表。売上高を156億8000万-163億2000万ドルとし、市場予想を上回った。生成型AIチップ需要の急増を織り込んだ。粗利益率は71-72%、調整後で72-73%と予想している。

 ジェンセン・フアンCEO(最高経営責任者)は、「新たなコンピューティング時代が始まった。世界中の企業が汎用コンピューティングからアクセラレーティッド‐コンピューティングと生成型AIに移行している」と述べた。

<関連銘柄>

 NASD投信<1545.T>、NYダウ投信<1546.T>、上場米国<1547.T>、

 SPD500<1557.T>、NYダウ<1679.T>、NYダウブル<2040.T>、

 NYダウベア<2041.T>

提供:ウエルスアドバイザー社

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