日経平均にメルカリ、レーザーテク、ニトリHDが新規採用

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2023/9/4 16:38

 日本経済新聞社は4日、日経平均株価の構成銘柄に新たにメルカリ(4385)、レーザーテック(6920)、ニトリホールディングス(9843)を加えると発表した。一方、日本板硝子(5202)、三井E&S(7003)、松井証券(8628)を除外する。

 日経平均の定期見直しは4、10月の年2回行われる。メルカリ、レーザーテクは新規採用が確実視されていた。ニトリHDも有力候補の1つに挙げられてはいたものの、絶対採用基準に当たる流動性順位が上昇していたソシオネクスト(6526)の次点という見方が強かった。

 新たに組み入れられる銘柄には、株価指数連動型(パッシブ型)ファンドの買い需要が発生する。また、そのための資金をねん出する売りが日経平均の構成銘柄全体に向かう。

 パッシブ買い需要については、事前のアナリストリポートでは、1日当たり平均売買高に換算してメルカリが5日分前後、レーザーテクが1日分前後と試算されていた。ニトリHDは新たに導入された「分割採用」の対象で、2回に分けて計30日分以上の買い需要が発生する可能性がある。株価換算係数はメルカリが1、レーザーテクが0.4、ニトリHDが0.3。

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