日経平均は139円安、米ハイテク株下落が重し

 18日午前10時時点の日経平均株価は前日比139円14銭安の3万1901円15銭。朝方は、17日の米国株式市場で長期金利の上昇などを背景にハイテク株が下落した流れを受け、半導体関連株などに売りが先行した。上げに転じる場面もあったが、買いは続かず、再び軟化し、一時3万1866円95銭(前日比173円34銭安)まで値を下げた。その後も安値圏で推移している。

 業種別では、第一三共<4568.T>、中外薬<4519.T>、武田薬<4502.T>などの医薬品株が軟調。リクルートH<6098.T>、エムスリー<2413.T>、オリエンタルランド(OLC)<4661.T>などのサービス株や、中部電力<9502.T>、関西電力<9503.T>、北陸電力<9505.T>などの電気・ガス株も安い。三越伊勢丹<3099.T>、高島屋<8233.T>、イオン<8267.T>などの小売株や、アサヒ<2502.T>、味の素<2802.T>、明治HD<2269.T>などの食料品株も値を下げている。ブリヂス<5108.T>、住友ゴム<5110.T>などのゴム製品株もさえない。

 半面、INPEX<1605.T>、石油資源<1662.T>などの鉱業株が堅調。みずほ<8411.T>、三井住友<8316.T>、コンコルディ<7186.T>などの銀行株も買われ、ENEOS<5020.T>、コスモエネH<5021.T>、出光興産<5019.T>などの石油石炭製品株も高い。

 個別では、ヨシムラFH<2884.T>、アドクリ<8798.T>、さくら<3778.T>などが値下がり率上位。半面、FIG<4392.T>、オプテクスG<6914.T>、ハピネット<7552.T>などの上げが目立つ。

提供:ウエルスアドバイザー社

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