<新興国eye>ブラジル中銀週報:23年インフレ見通しを4.65%上昇に引き下げ=2週連続

新興国

2023/10/24 8:50

 ブラジル中央銀行が23日発表した経済週報「フォーカス・ブルティン」によると、同中銀の委託を受けて民間アナリストが予想した、IPCA(拡大消費者物価指数)で見た23年のインフレ見通しは前週予想の4.75%上昇から4.65%上昇に引き下げられた。引き下げは2週連続。1カ月前は4.86%上昇だった。他方、24年の見通しも3.88%上昇から3.87%上昇に引き下げられた。1カ月前は3.86%上昇だった。

 また、23年実質GDP(国内総生産)伸び率の見通しは前週予想の2.92%増から2.90%増に引き下げられた。1カ月前は2.92%増だった。24年の見通しは1.50%増に据え置かれた。据え置きは5週連続。

 23年末時点の政策金利見通しは前週予想の11.75%に据え置かれた。据え置きは11週連続。24年末時点の見通しも9.00%に据え置かれた。据え置きは11週連続。次回11月1日会合時点の見通しも12.25%に据え置かれた。据え置きは11週連続。

 一方、為替(対ドル)レートの見通しは、23年末時点の見通しが前週予想の5.00レアルに据え置かれた。据え置きは2週連続。1カ月前は4.95レアルだった。24年末時点の見通しも5.05レアルに据え置かれた。1カ月前は5.00レアルだった。

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 ボベスパ<1325.T>、上場MSエマ<1681.T>、上場EM債<1566.T>

提供:ウエルスアドバイザー社

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