(再送)30日の東京株式市場見通し=反落後も弱含みの展開か

国内市況

2023/10/30 7:47

 予想レンジ:3万500円-3万1000円(27日終値3万991円69銭)

 30日の東京株式は、反落後も弱含みの展開か。日経平均株価は、前週末27日に大幅反発した反動から、売り優勢スタートとなりそう。きょう30日から31日にかけて日銀金融政策決定会合が行われるが、あすの内容発表を控え、手控えムードが広がりそう。落ち着きどころを探る一方、消去法的に好決算銘柄への個別株物色が中心になることが見込まれる。為替相場は、ドル・円が1ドル=149円台の半ば(前週末27日は150円15-17銭)、ユーロ・円が1ユーロ=158円台の前半(同158円53-57銭)と、円高方向に振れている。前週末27日のADR(米国預託証券)は円換算値で、日本製鉄<5401.T>、コマツ<6301.T>、ニデック<6594.T>などが、同27日の東京終値に比べ安い。シカゴ日経平均先物の円建て清算値は、同27日の大阪取引所清算値比430円安の3万610円だった。(高橋克己)

30日の主な経済指標・スケジュール

【国内】

・日銀金融政策決定会合(31日まで)

・2年国債入札

・決算発表=大東建<1878.T>、オリエンタルランド<4661.T>、NEC<6701.T>、パナソニック<6752.T>、JR東海<9022.T>、関西電力<9503.T>

【海外】(時間は日本時間)

・欧州各国が冬時間入り

・決算発表=(アジア)中国鉄建、BYD、ガンフォン・リチウム、海通証券、(米国)アムジェン、アリスタネットワークス、マクドナルド、オン・セミコンダクター

◎関連情報は投資の参考として情報提供のみを目的としたものであり、株式の売買は自己責任に基づき、ご自身で判断をお願いします。

提供:ウエルスアドバイザー社

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