11月1日の東京株式市場見通し=続伸後も堅調な展開か

国内市況

2023/11/1 7:47

 予想レンジ:3万1000円-3万1600円(10月31日終値3万858円85銭)

 11月1日の東京株式は、続伸後も堅調な展開か。きのう10月31日の日銀金融政策決定会合の結果を受けた上昇に加え、現地同31日の米国株式が上昇した動きもあり、買い先行スタートとなろう。為替相場は、ドル・円が1ドル=151円台の半ば(10月31日は150円28-30銭)、ユーロ・円が1ユーロ=160円台の前半(同159円60-64銭)と円安に振れており、輸出関連銘柄を中心にしっかりした動きが見込まれる。10月31日のADR(米国預託証券)は円換算値で、ファナック<6954.T>、村田製<6981.T>、トヨタ<7203.T>などが、同31日の東京終値に比べ高い。シカゴ日経平均先物の円建て清算値は、同31日の大阪取引所清算値比505円高の3万1355円だった。(高橋克己)

11月1日の主な経済指標・スケジュール

【国内】

・決算発表=協和キリン<4151.T>、三菱ケミG<4188.T>、アステラス薬<4503.T>、CTC<4739.T>、日本製鉄<5401.T>、ローム<6963.T>、京セラ<6971.T>、トヨタ<7203.T>、オリックス<8591.T>

【海外】(時間は日本時間)

・10:45 中国10月財新製造業PMI

・21:15 米10月ADP雇用統計

・23:00 米9月JOLTS求人件数、米10月ISM製造業景況指数

・パウエルFRB議長会見

・ブラジル中銀政策金利発表

・決算発表=(米国)AIG、アルベマール、アンシス、アメリカン・ウォーター・ワークス、エスティローダー、IQVIAホールディングス

◎関連情報は投資の参考として情報提供のみを目的としたものであり、株式の売買は自己責任に基づき、ご自身で判断をお願いします。

提供:ウエルスアドバイザー社

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