11月1日の東京外国為替市場見通し=ドル・円、151円台前半を軸にもみ合いか

為替

2023/11/1 8:41

ドル・円予想レンジ:1ドル=150円00銭-152円00銭

 11月1日の東京外国為替市場で、ドル・円は1ドル=151円台前半を軸に底堅い展開とみる。前日の日銀金融政策決定会合の結果を受け、日銀の緩和姿勢が確認されたことから円安が進行。米7-9月期の雇用コストが市場予想を上回ったこともドル・円を押し上げ、米国時間に一時151円70銭近辺まで上昇した。前日の午前中と比べて2円近く円安が進んでおり、円買い介入への警戒感から東京時間は上値が重そうだが、FOMC(米連邦公開市場委員会)の結果公表を控えて動きにくいうえ、日米の金利差が縮小しにくいとの見方から下値も限られそうだ。

<主な経済指標・イベント>

国内:特になし

アジア:中国10月財新製造業PMI(購買担当者景気指数)、フィリピンが休場

北米:米10月ADP雇用統計、米10月ISM製造業景気指数、米9月雇用動態調査(JOLTS)求人件数、FOMC(米連邦公開市場委員会)2日目、パウエルFRB(米連邦準備制度理事会)議長が会見

その他:ロシア9月失業率、ブラジル中銀が政策金利を発表、ポーランドが休場

◎関連情報は投資の参考として情報提供のみを目的としたものであり、為替取引に当たっては自己責任に基づき、ご自身で判断をお願いします。

提供:ウエルスアドバイザー社

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