13日の東京外国為替市場見通し=ドル・円、151円台でもみ合いか

為替

2023/11/13 8:39

ドル・円予想レンジ:1ドル=150円80銭-151円90銭

 13日の東京外国為替市場で、ドル・円は1ドル=151円台半ばを軸にもみ合いとみる。前週末のドル・円は、強い米経済指標や米国株高を背景にリスクオンのドル買いが優勢となった一方で、政府・日銀による円買い介入への警戒感から積極的に上値を追う動きもみられなかった。目先は22年10月に付けた151円90銭台が意識され、同水準に接近すれば介入への警戒感が一層高まるとみられる。10日夕方には格付け会社のムーディーズ・インベスターズ・サービスが米国債の格付け見通しを「安定的」から「ネガティブ」に引き下げており、米長期金利が上昇している。日米の金利差拡大が意識される一方、米財政悪化を懸念したドル売りが強まる可能性もある。

<主な経済指標・イベント>

国内:10月企業物価指数、10月工作機械受注額

アジア:インド10月CPI(消費者物価指数)、シンガポール、マレーシアが休場

北米:米10月財政収支

◎関連情報は投資の参考として情報提供のみを目的としたものであり、為替取引に当たっては自己責任に基づき、ご自身で判断をお願いします。

提供:ウエルスアドバイザー社

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