16日の東京外国為替市場見通し=ドル・円、底堅い展開か

為替

2023/11/16 8:46

ドル・円予想レンジ:1ドル=150円50銭-151円80銭

 16日の東京外国為替市場で、ドル・円は1ドル=151円台前半を軸に底堅い展開か。前日の米国時間は、米10月PPI(生産者物価指数)が市場予想を下回る一方、米10月小売売上高が市場予想ほど落ち込まず、米経済に対する強気の見方が広がってドル買い・円売りが優勢となった。15日の米10月CPI(消費者物価指数)を受けたドル売りが行き過ぎとの見方もあった。ドル・円の戻りは一服しているものの、日米金融政策の方向性の違いを支えに東京時間のドル・円は下値の限られた展開が予想される。今晩の米国ではFRB(米連邦準備制度理事会)高官の発言機会も多く、午後は方向感が乏しくなりそうだ。

<主な経済指標・イベント>

国内:10月貿易統計、9月機械受注

アジア太平洋:豪10月失業率、フィリピン中銀が政策金利を発表

北米:米新規失業保険申請件数、米11月フィラデルフィア連銀製造業景気指数、米10月鉱工業生産

◎関連情報は投資の参考として情報提供のみを目的としたものであり、為替取引に当たっては自己責任に基づき、ご自身で判断をお願いします。

提供:ウエルスアドバイザー社

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