日経平均が4日ぶり反落スタート、大幅高の反動や利益確定売りが先行=16日寄り付き

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株式

2023/11/16 9:05

 16日の日経平均株価は、前日比120円11銭安の3万3399円59銭と4日ぶりに反落してスタート。きのう15日に今年最大の上げ幅(823円)を記録した反動で、利益確定売りが先行したもよう。現地15日の米国市場では、米10月PPI(生産者物価指数)が市場予想平均を下回ったことで、FRB(米連邦準備制度理事会)による高金利政策の打ち止め期待がさらに高まり、NYダウが4日続伸し、ナスダック総合指数も続伸した。シカゴ日経平均先物の円建て清算値は、15日の大阪取引所清算値比65円安の3万3385円だった。

 東京外国為替市場は午前9時2分時点で、1ドル=151円台の前半(15日は150円68-69銭)、1ユーロ=164円台の前半(同163円83-87銭)で取引されている。

 取引開始前に内閣府が発表した9月機械受注統計では、船舶・電力を除く民需が前月比1.4%増となり、市場予想平均の同0.9%増を上回った。また、財務省が発表した5-11日の対外対内証券売買契約によると、非居住者による売買は3884億円の取得超で、7週連続の取得超となった。

提供:ウエルスアドバイザー社

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