日経平均は227円安と4日ぶり大幅反落、一時プラス転換も弱含み、プライム7割超が値下がり=16日前場

 16日前場の日経平均株価は、前日比227円68銭安の3万3292円02銭と4日ぶりに大幅反落して取引を終えた。きのう15日に今年最大の上げ幅(823円)を記録した反動で、利益確定売りが先行。一時、押し目を拾う動きから上昇に転じる場面もみられたが、売り圧力が強く、午前11時14分には同285円86銭安の3万3233円84銭を付けた。その後も弱含みで推移した。東証プライム出来高は7億2420万株、売買代金は1兆8754億円。騰落銘柄数は値上がりが354銘柄、値下がりが1267銘柄、変わらず38銘柄で、7割超の銘柄が下げている。

 業種別では、33業種のうち26業種が下落、7業種が上昇している。7&iHD<3382.T>、ファーストリテ<9983.T>などの小売株や、大和証G<8601.T>、野村<8604.T>などの証券商品先物株が下落。王子HD<3861.T>、日本紙<3863.T>などのパルプ紙株や、三菱倉<9301.T>、上組<9364.T>などの倉庫運輸株も安い。アサヒ<2502.T>、キリンHD<2503.T>などの食料品株や、中外薬<4519.T>、エーザイ<4523.T>などの医薬品株も軟調。SUMCO<3436.T>、LIXIL<5938.T>などの金属製品株や、東電力HD<9501.T>、東ガス<9531.T>などの電気ガス株も弱い。一方、パソナ<2168.T>、リクルートH<6098.T>などのサービス株が上昇した。

 個別では、メドレー<4480.T>、ベース<4481.T>、霞ヶ関キャピタル<3498.T>、エンプラス<6961.T>、メドピア<6095.T>などが下落。半面、JBR<2453.T>(監理)、リクルートH<6098.T>、富士通ゼネラル<6755.T>、ライドリC<2585.T>、サムコ<6387.T>などが上昇している。

提供:ウエルスアドバイザー社

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