30日の東京外国為替市場見通し=ドル・円、上値重い展開か

為替

2023/11/30 8:48

ドル・円予想レンジ:1ドル=146円20銭-147円80銭

 30日の東京外国為替市場で、ドル・円は上値の重い展開とみる。前日の米国時間は米追加利上げ局面の終了を意識したドル売り・円買いが優勢となった。東京時間も日米金利差の縮小を見込んだ動きが強まりやすい。一方、きょうは国内外で注目したい経済指標の発表が多く、見送りムードも強まるとみられる。日経平均株価や米長期金利に明確な方向性がみられなければドル・円もはっきりしない展開となりそうだ。

<主な経済指標・イベント>

国内:10月鉱工業生産速報、11月消費動態調査、10月新設住宅着工戸数

アジア太平洋:中国11月製造業PMI(購買担当者景気指数)、インド7-9月期GDP(国内総生産)、韓国中銀が政策金利を発表

北米:米10月PCE(個人消費支出)デフレーター、米11月シカゴPMI(購買部協会景気指数)、米10月仮契約住宅販売指数、米新規失業保険申請件数、カナダ7-9月期GDP

欧州:独10月小売売上高、独11月失業率、ユーロ圏11月HICP(消費者物価指数)、ユーロ圏10月失業率

その他:トルコ7-9月期GDP、南ア10月貿易収支

◎関連情報は投資の参考として情報提供のみを目的としたものであり、為替取引に当たっては自己責任に基づき、ご自身で判断をお願いします。

提供:ウエルスアドバイザー社

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