<米国株情報>ウーバーが時間外で急伸、S&P500指数に採用

株式

2023/12/4 10:08

 配車サービス大手ウーバー・テクノロジーズ<UBER>は1日の夜間取引で、日中終値比5.49%高の60.50ドルと急伸した。S&Pダウジョーンズ・インデックスが同日、米国の主要株価指数であるS&P500指数の構成銘柄として採用すると発表した。

 ウーバーのほか、電子機器受託生産大手ジェイビル・サーキット<JBL>や建築資材大手ビルダーズ・ファーストソース<BLDR>も採用された。S&P500はNY証券取引所やナスダックに上場している大型株で構成されているが、ジェイビルとビルダーズはこれまで中型株で構成されたS&P400の構成銘柄だった。

 代わりに、冷凍食品や精密機械など幅広い分野で利用されているシュリンク包装で知られる包装用品大手シールド・エア<SEE>、アラスカ航空とホライゾン航空を運営するアラスカ航空グループ<ALK>、太陽光発電大手ソーラーエッジ・テクノロジーズ<SEDG>が外される。

 S&P500に採用された銘柄の平均時価総額が310億ドル超に対し、ウーバーの時価総額は1日終値時点で約1180億ドルとなっており、同指数を構成する銘柄としては最大規模となる。今回、ウーバーは時価総額のほか、過去4四半期の合計で10億ドル超の利益を上げたことにより、S&P500に採用された。

<関連銘柄>

 NASD投信<1545.T>、NYダウ投信<1546.T>、上場米国<1547.T>、

 SPD500<1557.T>、NYダウ<1679.T>、NYダウブル<2040.T>、

 NYダウベア<2041.T>

提供:ウエルスアドバイザー社

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