(再送)<新興国eye>ブラジル中銀週報:24年のインフレ見通しを3.90%上昇に引き下げ

新興国

2024/1/4 9:21

 ブラジル中央銀行が2日発表した経済週報「フォーカス・ブルティン」によると、中銀の委託を受けて民間アナリストが予想した、IPCA(拡大消費者物価指数)で見た24年のインフレ見通しは前週予想の3.91%上昇から3.90%上昇に引き下げられた。引き下げは2週連続。1カ月前は3.92%上昇だった。他方、25年の見通しは3.50%上昇に据え置かれた。据え置きは23週連続。

 また、24年実質GDP(国内総生産)伸び率の見通しは前週予想の1.52%増に据え置かれた。1カ月前は1.50%増だった。25年の見通しも2.00%増に据え置かれた。据え置きは3週連続。1カ月前は1.90%増だった。

 24年末時点の政策金利の見通しは9.00%に据え置かれた。1カ月前は9.25%だった。1月31日の次回会合時点の見通しも11.25%に据え置かれた。据え置きは21週連続。25年末時点の見通しも8.50%も据え置かれた。据え置きは4週連続。

 一方、為替(対ドル)レートの見通しは、24年末時点の見通しが前週予想の5.00レアルに据え置かれた。据え置きは3週連続。1カ月前は5.03レアルだった。25年末時点の見通しは5.05レアルから5.03レアルに引き下げられた。引き下げは3週連続。1カ月前は5.10レアルだった。

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 ボベスパ<1325.T>、上場MSエマ<1681.T>、上場EM債<1566.T>

提供:ウエルスアドバイザー社

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