日経平均は412円高と大幅続伸、プライム銘柄の8割超が値上がり=22日前場

 22日前場の日経平均株価は、前週末比412円29銭高の3万6375円56銭、TOPIX(東証株価指数)は同20.93ポイント高の2530.96ポイントと、そろって大幅に続伸して取引を終えた。現地19日の米国株式市場で、NYダウやナスダック総合指数が続伸。フィラデルフィア半導体株指数(SOX指数)も急伸したこともあり、半導体関連銘柄を中心に朝方から買いが先行。リスク許容度も高まったもようで、午前9時55分に日経平均は同572円09銭高の3万6535円36銭と、17日に付けた取引時間中の昨年来高値(3万6239円22銭)を大きく更新した。東証プライム市場の出来高は7億6814万株、売買代金は2兆2552億円。騰落銘柄数は値上がりが1393銘柄と8割を超えた一方、値下がりは242銘柄、変わらずは23銘柄だった。

 業種別では、33業種のうち28業種が上昇、5業種が下落している。NTT<9432.T>、ソフバンG<9984.T>などの情報通信株や、ソニーG<6758.T>、キーエンス<6861.T>などの電気機器株が上昇。TOYO<5105.T>、ブリヂス<5108.T>などのゴム製品株や、東精密<7729.T>、HOYA<7741.T>などの精密機器株も高い。三井不<8801.T>、三菱地所<8802.T>などの不動産株や、SMC<6273.T>、ダイキン<6367.T>などの機械株も堅調。トヨタ<7203.T>、ホンダ<7267.T>などの輸送用機器株や、第一生命HD<8750.T>、東京海上<8766.T>などの保険株もしっかり。一方、郵船<9101.T>、商船三井<9104.T>などの海運株や、光村印<7916.T>、任天堂<7974.T>などのその他製品株が下落している。

 個別では、円谷FH<2767.T>、FUJIMI<5384.T>、リオン<6823.T>、アカツキ<3932.T>、セック<3741.T>などが上昇。半面、霞ヶ関キャピ<3498.T>、能美防災<6744.T>、野村マイクロ<6254.T>、富士石油<5017.T>、日伝<9902.T>などが下落している。

提供:ウエルスアドバイザー社

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