日経平均は249円安と続落、下げ渋る場面も戻りは鈍い=24日前場

 24日前場の日経平均株価は、前日比249円42銭安の3万6268円15銭、TOPIX(東証株価指数)は同12.98ポイント安の2529.09ポイントと、そろって続落して取引を終了した。朝方から、利益確定売りが先行。売り一巡後は、押し目を拾う動きから下げ渋る場面もみられたが、戻りは鈍かった。午前11時16分には同297円16銭安の3万6220円41銭を付けるなど、安値近辺で推移した。東証プライム市場の出来高は7億9020万株、売買代金は2兆2730億円。騰落銘柄数は値上がりが428銘柄、値下がりは1182銘柄、変わらずは48銘柄だった。

 業種別では、33業種のうち30業種が下落、3業種が上昇している。三井不<8801.T>、三菱地所<8802.T>などの不動産株や、オリンパス<7733.T>、HOYA<7741.T>などの精密機器株が下落。JR東日本<9020.T>、JR東海<9022.T>などの陸運株や、大林組<1802.T>、大和ハウス<1925.T>などの建設株も安い。三菱倉<9301.T>、上組<9364.T>などの倉庫運輸株や、SUMCO<3436.T>、LIXIL<5938.T>などの金属製品株も軟調。TOPPAN<7911.T>、任天堂<7974.T>などのその他製品株や、SMC<6273.T>、ダイキン<6367.T>などの機械株も弱い。一方、三菱UFJ<8306.T>、三井住友<8316.T>などの銀行株や、郵船<9101.T>、商船三井<9104.T>などの海運株が上昇している。

 個別では、不二製油G<2607.T>、住友林<1911.T>、わらべや日洋<2918.T>、近鉄GHD<9041.T>、IBJ<6071.T>などが下落。半面、霞ヶ関キャピタル<3498.T>、ゲンキードラ<9267.T>、円谷FH<2767.T>、フィックスターズ<3687.T>、ユーザーL<3984.T>などが上昇している。

提供:ウエルスアドバイザー社

関連記事

マーケット情報

▲ページTOPへ