26日の東京外国為替市場見通し=ドル・円、147円台で上値重い展開か

為替

2024/1/26 8:43

ドル・円予想レンジ:1ドル=147円00銭-148円00銭

 26日の東京外国為替市場で、ドル・円は1ドル=147円台で上値の重い展開か。米10-12月期GDP(国内総生産)速報値は市場予想を上回ったが、PCE(個人消費支出)物価指数が7-9月期と同水準だったほか、新規失業保険申請件数が前週よりも市場予想以上に増えたことからドル・円は下落した。ECB(欧州中央銀行)による利下げ観測が高まっており、対ユーロでの円買いが波及すればドル・円の重しになる。また、決算を発表したインテルが時間外で下落していることから、今晩の米国市場に対する懸念が高まればリスクオフの円買いを招く可能性もある。

 なお、朝方の1月東京都区部消費者物価指数(CPI)は市場予想を下回り、直後のドル買い・円売りが優勢となった。

<主な経済指標・イベント>

国内:12月18-19日分の日銀金融政策決定会合議事要旨、12月企業向けサービス価格指数、11月景気動向指数改定値

北米:米12月PCE(個人消費支出)デフレーター、米12月仮契約住宅販売指数

その他:フィンランド大統領選、オーストラリア、インドが休場

◎関連情報は投資の参考として情報提供のみを目的としたものであり、為替取引に当たっては自己責任に基づき、ご自身で判断をお願いします。

提供:ウエルスアドバイザー社

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