<米国株情報>アップルは下落、第1四半期業績は市場予想上回るも中国市場は2ケタ減収

株式

2024/2/2 10:18

 IT大手アップル<AAPL>は1日の夜間取引で、日中終値比2.90%安の181.44ドルと下落した。同日引け後に発表した24年9月期第1四半期(23年10-12月)の決算は市場予想を上回ったが、中国市場での成長鈍化が意識され、売り材料視されたもよう。

 全体の売上高は前年同期比2.1%増の1195億7500万ドル、純利益は同13.1%増の339億1600万ドル、希薄化後の1株当たり利益(EPS)は同16%増の2.18ドルとなり、売上高、同EPSともに市場予想を上回った。

 ただ、地域別の売上高は、米国、日本、アジア太平洋(日本と中国除く)が増収となる一方、中国や欧州が減収となり、特に中国は2ケタ減となった。中国ではファーウェイなどとの競争が激化している。

 セグメント別は、新型を投入した「iPhone」部門が前年同期比2.7%増の697億200万ドルとなったほか、配信や決済などのサービス部門も好調だったが、タブレット型PCの「iPad」や「アップル・ウォッチ」などは振るわなかった。

 第2四半期(24年1-3月)については詳細を明らかにしていないが、ルカ・マエストリCFO(最高財務責任者)は、「iPhone」シリーズや全体の売上高が前年同期並みになるとの見通しを示した。

<関連銘柄>

 NASD投信<1545.T>、NYダウ投信<1546.T>、上場米国<1547.T>、

 SPD500<1557.T>、NYダウ<1679.T>、NYダウブル<2040.T>、

 NYダウベア<2041.T>

提供:ウエルスアドバイザー社

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