日経平均は38円安と続落、大型株主導で一時プラス転換=7日前場

 7日前場の日経平均株価は、前日比38円09銭安の3万6122円57銭と続落した一方、TOPIX(東証株価指数)は同9.55ポイント高の2548.80ポイントと、反発して取引を終了した。きのう6日の弱い地合いが継続し朝方から売りが先行。日経平均は午前9時13分に、同254円34銭安の3万5906円32銭を付けている。売り一巡後は、大型株主導で押し目を拾う動きから下げ渋り、上げ転じる場面もみられた。東証プライム市場の出来高は9億4110万株、売買代金は2兆6085億円。騰落銘柄数は値上がりが804銘柄、値下がりは758銘柄、変わらずは95銘柄だった。

 業種別では、33業種のうち14業種が下落、19業種が上昇した。SMC<6273.T>、三菱重工<7011.T>などの機械株や、キッコーマン<2801.T>、味の素<2802.T>などの食料品株が下落。三菱倉<9301.T>、上組<9364.T>などの倉庫運輸株や、KDDI<9433.T>、ソフバンG<9984.T>などの情報通信株も安い。大和証G<8601.T>、野村<8604.T>などの証券商品先物株や、キーエンス<6861.T>、村田製<6981.T>などの電気機器株も軟調。小田急<9007.T>、JR東日本<9020.T>などの陸運株や、ANA<9202.T>、SFJ<9206.T>などの空運株も弱い。一方、トヨタ<7203.T>、ホンダ<7267.T>などの輸送用機器株や、三井物産<8031.T>、三菱商事<8058.T>などの卸売株、INPEX<1605.T>、石油資源<1662.T>などの鉱業株が高い。

 個別では、フューチャー<4722.T>、日東紡<3110.T>、シャープ<6753.T>、ダイキン<6367.T>、LINEヤフー<4689.T>などが下落。半面、シグマクシス<6088.T>、極東開<7226.T>、GSユアサ<6674.T>、ローソン<2651.T>(監理)、ツムラ<4540.T>などが上昇している。

提供:ウエルスアドバイザー社

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