RIZAPが広告プラットフォーム事業の本格展開を開始

株式

2024/2/13 11:28

 RIZAPグループ<2928.SP> は13日、同社の新事業として、広告プラットフォーム事業である「chocoZAP Partners(チョコザップパートナーズ)」の本格展開を開始した。

 「chocoZAP Partners」はこれまで存在しなかった「体験型コミット広告」で、会員とのすべての接点をIDで一元管理し、店舗やアプリなど、あらゆるチャネルを活用してリアルとデジタルを融合し、パートナー企業とchocoZAP会員をつなぐことで、広告の効果に対する「コミット」を行う。それとともに、chocoZAP会員一人ひとりが目指す、すべての「自己実現」にプラスする「コミット」を実現し、パートナーの新しい体験価値の創造を目指す。同事業の「コミット」には、広告主の商品プロモーションへのコミットと、chocoZAP会員の自己実現へのコミットの2つがある。

 chocoZAPはジム以外にも、エステ、脱毛、ホワイトニングの美容分野や、ワークスペース、マッサージチェアのライフスタイル分野まで、幅広いサービスを提供している。また、chocoZAP会員の多くがこれまでジムに通ったことのない「エントリーユーザー」のため、「chocoZAP Partners」では広告主の商品プロモーションとして健康や美容などに興味を持つ、高いポテンシャルが見込まれる100万人以上の会員へアプローチが可能となる。

 また、「chocoZAP」店舗というリアルの場で、全国100万人以上のchocoZAP会員に対し、実際に商品を体験する場を提供することもできる。それだけでなく、店内の広告アセットやアプリ内コンテンツ、DM配信など、あらゆるチャネルを活用した「体験型コミット広告」の提供も可能だ。個人情報保護法の改正で広告のターゲティングが難しくなる中、対象となるターゲットエリアやターゲット層など、セグメントを絞った広告戦略や商材に合わせた広告展開にも対応できる。

 このように、「chocoZAP Partners」は、ただ広告を出稿するのではなく、きめ細かくターゲットを定めた広告を出稿することで、確かな広告の効果、ブランド価値の向上が図れる点でメリットが大きい。加えて、実施後の効果測定などを通じ、顧客の情報濃度を濃くすることでのマーケティングレベル向上や、商品開発力の強化なども実現できる。

 一方、chocoZAP会員にとっては、「chocoZAP Partners」の開始で、会員個人の興味や関心に合わせてパーソナライズ化された広告が提供され、不必要な情報を得ることなく、本当に必要な情報やモノとマッチングされることになる。これにより、「サンプリングで貰った美容製品で、さらに自分磨きが好きになった!」「気になっていた情報がDMで届き、行動に移すことができた!」「アプリ配信で毎日の“ちょこ活”がもっと楽しくなった!」など、chocoZAP会員は「自己実現」のプロセスを加速させる「自己実現+」の価値が得られるという。

提供:ウエルスアドバイザー社

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