日経平均は136円程度高、買い先行後も堅調な値動きが続く=20日前場

 20日午前10時6分すぎの日経平均株価は、前日比136円程度高い3万8607円前後で推移する。きのう19日は小幅ながら3日ぶりに反落したが、取引終了にかけて下げ幅を縮小。朝方は、きのうの底堅い動きから買い優勢スタート。一時下げ転換する場面もみられたが、堅調な値動きが続き、午前10時4分には同168円38銭高の3万8638円76銭を付けるなど、高値圏で推移する。現地19日の米国市場は、プレジデンツ・デーで休場。大阪取引所のナイトセッションでは、19日の清算値比20円安の3万8500円だった。

 業種別では、33業種のうち16業種が上昇、17業種が下落している。郵船<9101.T>、商船三井<9104.T>などの海運株や、武田薬<4502.T>、中外薬<4519.T>などの医薬品株が上昇。SMC<6273.T>、ダイキン<6367.T>などの機械株や、NTT<9432.T>、ソフバンG<9984.T>などの情報通信株も高い。アサヒ<2502.T>、JT<2914.T>などの食料品株や、イビデン<4062.T>、オムロン<6645.T>などの電気機器株もしっかり。一方、第一生命HD<8750.T>、東京海上<8766.T>などの保険株や、オリエンタルランド(OLC)<4661.T>、リクルートH<6098.T>などのサービス株が下落。JR東日本<9020.T>、JR東海<9022.T>などの陸運株や、出光興産<5019.T>、ENEOS<5020.T>などの石油石炭製品株も安い。

 個別では、日東紡<3110.T>、佐鳥電機<7420.T>、ニーズウェル<3992.T>、萩原電気H<7467.T>、Appier<4180.T>などが上昇。半面、静岡ガス<9543.T>、オイラ大地<3182.T>、センコーGH<9069.T>、セック<3741.T>、イトーキ<7972.T>などが下落している。

 東京外国為替市場は午前10時6分時点で、1ドル=150円台の前半(19日は149円97-99銭)、1ユーロ=161円台の後半(同161円70-74銭)で取引されている。

提供:ウエルスアドバイザー社

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