日経平均は135円高と続伸し連日で史上最高値、引けにかけ引き締まる=26日後場

 26日後場の日経平均株価は、前営業日比135円03銭高の3万9233円71銭と続伸し、連日で史上最高値を更新。TOPIX(東証株価指数)も同12.91ポイント高の2673.62ポイントと続伸し、連日で昨年来高値を塗り替えた。前週の強い地合いが継続し、現地23日にはNYダウが連日で史上最高値となったことから、買い優勢で取引を開始。午前10時40分には、同289円40銭高の3万9388円08銭を付けた。後場は利益確定売りに押されるなか、総じて動意に乏しい場面もみられたが、引けにかけやや引き締まった。東証プライム市場の出来高は18億4278万株、売買代金は5兆1119億円。騰落銘柄数は値上がりが838銘柄、値下がりは757銘柄、変わらずは62銘柄だった。

 業種別では、33業種のうち19業種が上昇、14業種が下落した。武田薬<4502.T>、中外薬<4519.T>などの医薬品株や、オリンパス<7733.T>、HOYA<7741.T>などの精密機器株が上昇。三菱UFJ<8306.T>、三井住友<8316.T>などの銀行株や、7&iHD<3382.T>、ファーストリテ<9983.T>などの小売株も高い。クレセゾン<8253.T>、オリックス<8591.T>などのその他金融株や、JAL<9201.T>、ANA<9202.T>などの空運株も堅調。デンソー<6902.T>、トヨタ<7203.T>などの輸送用機器株や、三井物産<8031.T>、三菱商<8058.T>などの卸売株もしっかり。一方、郵船<9101.T>、商船三井<9104.T>などの海運株や、INPEX<1605.T>、石油資源<1662.T>などの鉱業株が下落した。

 個別では、三井ES<7003.T>、ウエルシアH<3141.T>、ブレインP<3655.T>、ACCESS<4813.T>、さくら<3778.T>などが上昇。半面、イトーキ<7972.T>、大阪ソーダ<4046.T>、カドカワ<9468.T>、Jマテリアル<6055.T>、三桜工<6584.T>などが下げた。

(写真:123RF)

提供:ウエルスアドバイザー社

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