11日の東京外国為替市場見通し=ドル・円、上値の重い展開か

為替

2024/3/11 8:45

ドル・円予想レンジ:1ドル=146円40銭-148円00銭

 11日の東京外国為替市場で、ドル・円は上値の重い展開とみる。前週末のドル・円は、米2月雇用統計を受けてドル売り・円買いが優勢となった。FRB(米連邦準備制度理事会)が利下げしやすくなったとの見方が強まった一方、日銀によるマイナス金利解除の思惑もあり、東京時間もドル・円は上値の重い展開が予想される。ただ、12日に米2月CPI(消費者物価指数)を控えるなど今週は米物価関連指標への関心も高まりやすい。足元でドル・円の下げも急で、下値も限られそうだ。

<主な経済指標・イベント>

国内:10-12月期GDP(国内総生産)改定値、2月マネーストック、2月工作機械受注

北米:米3月債入札

その他:ノルウェー2月CPI(消費者物価指数)、トルコ1月失業率、インドネシアが休場

◎関連情報は投資の参考として情報提供のみを目的としたものであり、為替取引に当たっては自己責任に基づき、ご自身で判断をお願いします。

提供:ウエルスアドバイザー社

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