(再送)日経平均は50円高と反発、上値重くプライム8割の銘柄が下落=2日前場

 2日前場の日経平均株価は、前日比50円11銭高の3万9853円20銭と反発。TOPIX(東証株価指数)は同5.43ポイント安の2715.79ポイントと続落した。朝方から買いが先行し、日経平均は午前9時29分に、同347円96銭高の4万151円05銭を付けた。ただ、買い一巡後は、手がかり材料に乏しいなか、戻り待ちの売りに押されて上昇幅を縮小した。東証プライム市場の出来高は8億479万株、売買代金は2兆585億円。騰落銘柄数は値上がりが301銘柄にとどまり、値下がりはプライムの8割に相当する1327銘柄だった。変わらずは24銘柄。

 業種別では、33業種のうち10業種が上昇、23業種が下落した。出光興産<5019.T>、ENEOS<5020.T>などの石油石炭製品株や、日本製鉄<5401.T>、JFEHD<5411.T>などの鉄鋼株が上昇。INPEX<1605.T>、石油資源<1662.T>などの鉱業株や、第一生命HD<8750.T>、東京海上<8766.T>などの保険株も高い。三井金<5706.T>、住友鉱<5713.T>などの非鉄金属株や、東電力HD<9501.T>、関西電<9503.T>などの電気ガス株も堅調。クレセゾン<8253.T>、オリックス<8591.T>などのその他金融株や、大和証G<8601.T>、野村<8604.T>などの証券商品先物株もしっかり。一方、郵船<9101.T>、商船三井<9104.T>などの海運株や、王子HD<3861.T>、日本紙<3863.T>などのパルプ紙株、浜ゴム<5101.T>、ブリヂス<5108.T>などのゴム製品株が下げた。

 個別では、レノバ<9519.T>、日電子<6951.T>、KOKUSA<6525.T>、芝浦<6590.T>、タツモ<6266.T>などが上昇。半面、宮越HD<6620.T>、しまむら<8227.T>、リョ菱洋HD<167A.T>、北越コーポ<3865.T>、鎌倉新書<6184.T>などが下落した。

提供:ウエルスアドバイザー社

関連記事

マーケット情報

▲ページTOPへ