<相場の読み筋>4月18日

2024/4/18 7:45

 17日の米国株式は、NYダウが前日比45.66ドル安の3万7753.31ドルと反落、ナスダック総合指数が同181.878ポイント安の1万5683.373ポイントと4日続落して取引を終了。出来高概算は、NY市場が8億7830万株、ナスダック市場が47億2355万株だった。現地17日にオランダの半導体装置メーカーASMLが決算を発表。決算内容がふるわず同社株が下落したことを受け、アドバンスド・マイクロ・デバイシズやアプライド・マテリアルズ、マイクロン・テクノロジーズなどの半導体関連株が売られ、相場の重しとなった。NYダウ採用銘柄では、トラベラーズやインテル、アマゾン・ドット・コムなどが、値下がり率の上位に入っている。

 18日の東京株式は、落ち着きどころを探る展開か。きのう17日、日経平均株価は大幅に3日続落し、心理的なフシ目の3万8000円を割り込み2カ月ぶりの安値水準となった。買い手がかり材料に乏しいが、3日間で1500円強の下落となったことから、その反動や自律反発狙いの買いが下値を支える場面もありそう。為替相場は、ドル・円が1ドル=154円台の前半(17日は154円61-63銭)とやや円高に傾く一方、ユーロ・円が1ユーロ=164円台の半ば(同164円28-32銭)とやや円安方向に振れている。17日のADR(米国預託証券)は円換算値で、高安まちまちながら、富士フイルム<4901.T>、アドバンテス<6857.T>、キーエンス<6861.T>などが、17日の東京終値に比べ安い。シカゴ日経平均先物の円建て清算値は、17日の大阪取引所清算値比60円安の3万7780円だった。

(イメージ写真提供:123RF)

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