日経平均は266円高と反発、上げ幅を取り戻しプライム値上がり数は9割=22日前場

 22日前場は日経平均株価が、前週末比266円62銭高の3万7334円97銭、TOPIX(東証株価指数)が同34.52ポイント高の2660.84ポイントといずれも反発して取引を終えた。前週末に急落した反動や自律反発狙いから、買いが先行。午前9時16分には、同443円45銭高の3万7511円80銭を付けた。買い一巡後は、一時下げ転換する場面がみられるなど、値動きの荒い展開で、前場取引終了にかけ上げ幅を取り戻す格好となった。東証プライム市場の出来高は8億7879万株、売買代金は2兆2448億円。騰落銘柄数は値上がりが1487銘柄で全体の9割を占めた一方、値下がりは153銘柄。変わらずは12銘柄だった。

 業種別では、33業種のうち32業種が上昇、1業種が下落した。東電力HD<9501.T>、東ガス<9531.T>などの電気・ガス株や、郵船<9101.T>、商船三井<9104.T>などの海運株が上昇。JAL<9201.T>、ANA<9202.T>の空運株や、大和証G<8601.T>、野村<8604.T>などの証券商品先物株も高い。OLC<4661.T>、リクルートH<6098.T>などのサービス株や、アサヒ<2502.T>、JT<2914.T>などの食料品株も堅調。日本製鉄<5401.T>、JFEHD<5411.T>などの鉄鋼株や、JR東日本<9020.T>、JR東海<9022.T>などの陸運株もしっかり。一方、INPEX<1605.T>が下げて鉱業株が安い。

 個別では、FIG<4392.T>、イーレックス<9517.T>、共英製鋼<5440.T>、SHIFT<3697.T>、T&Gニーズ<4331.T>などが上昇。半面、KOKUSA<6525.T>、フリュー<6238.T>、タツモ<6266.T>、東精密<7729.T>、SBIアルヒ<7198.T>などが下落した。

提供:ウエルスアドバイザー社

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