日経平均は370円高と大幅反発、下げ転換する場面もみられたが総じて堅調推移=22日後場

 22日後場は日経平均株価が、前週末比370円26銭高の3万7438円61銭、TOPIX(東証株価指数)が同36.14ポイント高の2662.46ポイントといずれも反発して取引を終えた。前週末に急落した反動や自律反発狙いから、買いが先行。日経平均は午前9時16分に、同443円45銭高の3万7511円80銭を付けている。買い一巡後は、戻り待ちの売りに押され下げ転換する場面もみられたが持ち直した。後場は総じて堅調に推移し、取引終了にかけ上げ幅を拡大した。東証プライム市場の出来高は17億828万株、売買代金は4兆3070億円。騰落銘柄数は値上がりが1470銘柄で9割に近く、値下がりが161銘柄。変わらずは21銘柄だった。

 業種別では、33業種のうち31業種が上昇、2業種が下落した。東電力HD<9501.T>、東ガス<9531.T>などの電気・ガス株や、JAL<9201.T>、ANA<9202.T>の空運株が上昇。JR東日本<9020.T>、JR東海<9022.T>などの陸運株や、OLC<4661.T>、リクルートH<6098.T>などのサービス株も高い。大和証G<8601.T>、野村<8604.T>などの証券商品先物株や、アサヒ<2502.T>、キリンHD<2503.T>などの食料品株も堅調。三菱UFJ<8306.T>、三井住友<8316.T>などの銀行株や、郵船<9101.T>、商船三井<9104.T>などの海運株もしっかり。一方、INPEX<1605.T>が下げ鉱業株が安いほか、ENEOS<5020.T>、コスモエネH<5021.T>などの石油石炭製品株も下落した。

 個別では、FIG<4392.T>、Mフォワード<3994.T>、トランザク<7818.T>、イーレックス<9517.T>、共英製鋼<5440.T>などが上昇。半面、フリュー<6238.T>、さくら<3778.T>、タツモ<6266.T>、SBIアルヒ<7198.T>、KOKUSA<6525.T>などが下げた。

(写真:123RF)

提供:ウエルスアドバイザー社

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