東急建設が続伸、24年3月期利益予想の上方修正と期末配当予想の増額を好感

株式

2024/4/23 15:37

 東急建設<1720.T>が続伸し、58円高の855円を付けた。22日引け後、24年3月期の連結利益予想の上方修正と、期末配当予想の増額を発表し、好感された。

 24年3月期業績予想で、売上高を2990億円から2860億円(前期比1.0%減)に引き下げたが、経常利益を76億円から97億円(同93.2%増)に増額した。売上高は、国内土木工事で受注時期が想定より遅れたことなどにより完成工事高が減少する。利益面では、開発事業の撤退に伴い過年度に計上した不動産事業等損失引当金が減少し、不動産事業等総利益が増加した。また、研究開発費の発生が想定よりも後ろ倒しとなったことも織り込んだ。期末配当予想は、従来の18円から19円(前期実績18円)に増額し、第2四半期末の18円(同18円)と合わせた年間配当は37円(同36円)となる見込み。

 23日の終値は、前日比42円高の849円。

提供:ウエルスアドバイザー社

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