タダノが急反落、20年3月期は一転減益見通し

株式

2019/10/31 16:34

 タダノ<6395.T>が9営業日ぶりに急反落し、一時203円安の953円を付けた。30日引け後に20年3月期第2四半期(19年4-9月)の連結決算とともに通期利益予想の下方修正を発表、一転して減益見通しとなり、嫌気された。

 20年3月期業績予想は、売上高を2000億円から2280億円(前期比21.0%増)に上積みする一方、営業利益は175億円から100億円(同36.9%減)に引き下げられた。7月31日に買収を完了したDemag事業について、19年8月から12月までの5カ月間の業績予想および取得時ののれん、統合費用やその他の金融費用を取り込んだ。また、欧州事業で発生する品質対応費用等の影響を加え、通期業績予想を見直した。

 2四半期決算は、売上高が1003億400万円(前年同期比21.9%増)、営業利益が75億7300万円(同31.9%増)だった。

 31日の終値は、前日比166円安の990円。

提供:モーニングスター社

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