NTT、光ファイバで伝送する微小エネルギーを有効利用し災害時の通信を確保する研究に着手

株式

2019/11/13 7:34

 NTT<9432.T>は11日、近年増加傾向にある大規模自然災害に対する通信ネットワークのレジリエンス向上を目指し、光ファイバで伝送する微小エネルギーを有効利用して災害時の通信を確保する研究に着手したと発表した。

 近年、直下型地震や大型で強い台風の頻発により、広域かつ長時間にわたる停電が発生し、復旧まで時間を要する深刻な事態が続発し、停電時は非常用電源(非常用発電装置や無停電電源装置など)の用意がないユーザ宅では通信装置が利用できない状況が発生している。同社では、光ファイバで伝送する光エネルギーの高効率利用技術に加え、通信装置の消費電力抑制技術、さらには熱や振動など他の微小エネルギーも取り扱うことのできる発電・蓄電・給電技術に関する検討を進めるとしている。

 12日の終値は、前日比31円安の5491円。

提供:モーニングスター社

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