<米国株情報>GEと仏サフラン連合、エアバス「A320neo」向けエンジン増産で合意か

株式

2019/12/23 10:13

 ゼネラル・エレクトリック<GE>と仏サフランの合弁会社CFMインターナショナルは21日、欧州エアバスのジェット旅客機「A320neo」向けの新型エンジン「LEAP-1A」を大幅に増産することでエアバス側と合意したもようだ。米経済専門テレビ局フォックス・ビジネス(電子版)などが関係者の話として伝えた。

 これまでA320neo向けエンジンのシェアは、ユナイテッド・テクノロジーズ<UTX>傘下のプラット・アンド・ホイットニー(P&W)製の「GTF」とCFM製のLEAP-1Aがきっ抗していたが、今後はCFMが58%、P&Wが42%になる見通し。

 GEはボーイング<BA>の「737MAX」の使用停止期間が長期化し、19年だけでキャッシュフローが14億ドル減少している。20年1月からの737MAXの一時生産停止により同社の資金繰りの一段の悪化が懸念されていただけに、A320neo向けエンジンの増産は同社にとって渡りに船となりそうだ。

<関連銘柄>

 NASD投信<1545.T>、NYダウ投信<1546.T>、上場米国<1547.T>、

 SPD500<1557.T>、NYダウ<1679.T>、NYダウブル<2040.T>、

 NYダウベア<2041.T>

提供:モーニングスター社

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