DCMが続落、20年2月期第3四半期決算は減収営業減益に

株式

2019/12/30 16:40

 DCMホールディングス(DCM)<3050.T>が続落し、20円安の1049円を付けた。前週末27日引け後、20年2月期第3四半期(19年3-11月)の連結決算を発表。減収営業減益となり、嫌気された。

 第3四半期決算は、営業収益が3372億1200万円(前年同期比1.7%減)、営業利益が178億8600万円(同2.9%減)だった。天候不順や相次いだ台風の影響で、園芸用品や夏物商品が低調だった。また、前年の北海道胆振東部地震などの災害需要の反動減で、建築資材などもさえなかった。消費税増税で、家電・リフォームなどの高単価商品や日用消耗品に駆け込み需要があったが、増税後は日用消耗品を中心に反動減がみられたとしている。

 20年2月期業績予想は、営業収益4495億円(前期比0.8%増)、営業利益230億円(同9.5%増)を据え置き。第3四半期決算の通期業績予想に対する進ちょく率は、営業収益で75.0%、営業利益で77.8%となっている。

 30日の終値は、前週末比6円安の1063円。

提供:モーニングスター社

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