ベル24HDが急落、第3四半期累計は順調に推移するも材料出尽くし感

株式

2020/1/9 16:16

 ベルシステム24ホールディングス<6183.T>が急落。8日引け後の決算発表で、20年2月期第3四半期累計(19年3-11月)の連結業績(IFRS)は順調な推移を示したが、いったん材料出尽くしの動き。株価は前日比81円安の1630円まで値を下げている。

 20年2月期第3四半期累計は、売上収益954億3100万円(前年同期比6.0%増)、税引前利益84億4300万円(同16.7%増)。前期に開始した既存継続案件の拡大、伊藤忠商事<8001.T>とのシナジー案件の堅調な推移、凸版印刷<7911.T>との協業強化によるシナジー効果およびスポット業務の伸長等により、主力の「CRM事業」が税引前利益を83億9200万円(同16.9%増)に伸ばして全体をけん引。連結税引前利益の通期予想108億5000万円(前期比36.6%増)に対する進ちょく率は77.8%となっている。

 9日の終値は、前日比77円安の1634円。

提供:モーニングスター社

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