神戸物産が昨年来高値、三菱UFJモルガン証は「Buy」継続、目標株価は4000円に引き上げ

株式

2020/1/9 16:17

 神戸物産<3038.T>が反発、190円高の3920円まで買われ、昨年12月18日に付けた昨年来高値3850円を更新した。三菱UFJモルガン・スタンレー証券では8日付で、レーティング「Buy」(買い)を継続、目標株価は3440円から4000円に引き上げている。

 FC展開する格安スーパー「業務スーパー」の売上高伸長ならびに店舗数拡大による持続的な利益成長を従来通り予想し、「Buy」を継続するとしている。低価格で好採算な独自PB商品とローコスト店舗フォーマットが強みの同社を、食品スーパー業界のカテゴリーキラーとして評価するとコメント。食品価格の大幅上昇および消費増税は消費者の生活防衛意識を高め、業務スーパーの来客数拡大を予想するとしている。

 同証券では業績予想を上方修正、連結営業利益について、20年10月期240億5100万円(前期比25%増、従来224億1300万円、会社側計画は203億円)、21年10月期270億3200万円(従来241億6500万円)、22年10月期290億9200万円(同263億9300万円)と試算している。

 9日の終値は、前日比170円高の3900円。

提供:モーニングスター社

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