三菱電機、サービスロボットやパーソナルモビリティーなどをビル設備と連携制御する技術を開発

株式

2020/2/5 7:37

 三菱電機<6503.T>は4日、ビル内ダイナミックマップを用いて、清掃・警備・配送・案内用サービスロボットや、次世代型電動車椅子などのパーソナルモビリティーの各種モビリティーと、エレベーターや入退室管理システムといったビル設備を連携制御する技術を開発したと発表した。

 ビル内ダイナミックマップを用いて複数モビリティーに移動ルートやタイミングを自動で指示し、最適な移動経路に誘導するほか、各種モビリティーの移動に合わせ、エレベーターや入退室管理システムといったビル設備を連携制御し、モビリティーの効率的な縦横移動を実現する。それによ、モビリティーと人の効率的かつ安全なビル内縦横移動が可能になり、ビル管理の省力化と人とロボットが安心に共存する「スマートビル」の実現に貢献するとしている。

 ダイナミックマップとは、同社が開発した、エレベーターや入退室管理システムなどのビル設備の状態、モビリティーの位置情報、通行可能な経路情報などの動的な情報を付加したビル内の三次元地図。

 4日の終値は、前日比3.5円高の1587.5円。

提供:モーニングスター社

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