データHR、注目度増す医療ビッグデータ関連

株式

2020/2/7 7:37

 データホライゾン<3628.T>が医療ビッグデータ関連銘柄として再評価の動きとなっている。保険者向けのジェネリック(後発)医薬品通知サービスなどを手掛けている。20年6月期は大幅増益見通しにあり、7日に発表を控える上期決算への期待感も高まっている。

 今期の連結業績は売上高が27億8000万円(前期比23.2%増)、営業利益は2億2000万円(同6.0倍)を計画する。一時的な費用負担の軽減で大幅な収益改善を計画しているほか、医療情報サービスが堅調に拡大。収益改善は第1四半期(7-9月)から成果が出ており、営業損益は前期の1億9600万円の赤字から収支トントンへ改善している。福祉事務所向け生活保護関連新サービスの立ち上がりも良好で、先行きへの期待感も高まっている。

 株価は昨年来高値圏で堅調な推移。昨年末、JMDC<4483.T>が上場して医療ビッグデータ関連への関心が高まっており、データHRも関連銘柄として市場の注目度を高めている。

 6日の終値は、前日比60円高の2964円。

提供:モーニングスター社

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